「ちんろろきしし」 ピアノ:高橋悠治 声:波多野睦美 兵庫県立芸術センター小ホール
こんな年始めから 悠治さんのピアノが聞けて嬉しい。
エスカレータ-に乗っていると 向かうから 浅田彰が!「彼」と。 来てるんだ。
そのはず、今日のパンフを広げると 浅田氏の文が。
解りやすい、まさにお正月らしい 素敵な紹介文でした。
モンポウ 「子どもの情景」は、強拍のハーモニーを念を押して弾いていたように
思います。 悠治さんらしい 手の上げ方も変わらずいい感じ。
「寝物語」は、ベットが出て来て、波多野が仰向けに寝て 言葉を発する。
波多野のまったり声が、藤井貞和の詩によく合います。
「ちんろろきしし」は、関西に馴染みのある 具体の 元永定正作の絵本を
悠治さんが作曲。 絵がプラカードで登場し、それに合わせてピアノと声の
音が発せられる。 不思議な空間。 前後の繋がりなどを考えさせない。
昔、美大に行った友人が 「理由をなくすのがアートなんじゃない?」と言ったのを
思い出した。
(30年 おっかけやってます)
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次回クラシック・カフェ 1月27日(月)12:00~16:00(出入り自由
喫茶代のみ)
~ モーツァルトの誕生日~
喫茶「ラルゴ」コーヒー・紅茶
¥380 カレー¥500他
神戸市中央区中島通1-4-4
神戸市営バス ②
系統「青谷」バス停前