2月24日 クラシック・カフェ 34 ~生誕150年 リヒャルト・シュトラウス~
今日は少し寒さも和らぎ、たくさんの方々にお越し頂きました。 満員御礼。
「4つの最後の歌」に再び魅せられ、うちにあった シュワルツコップフをかけて
お待ちしておりました。
やはり「ばらの騎士」なのかな・・・。 オッター、クルト・モル、ツェドニックなどの
豪華メンバーに クライバー! 1994年ウィーン国立歌劇場の 第一幕終盤まで
見て頂きました。 4度下降の?テーマが色っぽいですね。 続きはまた後日 ♡
今日は、パートナーによる 「ツァラトゥストラはかく語りき」のトークをさせて頂きました。
いかがでしたでしょうか? ニーチェとの縁、時代背景、西洋文化への影響など教えて
もらいながら、一緒に調べたり聞いたりしているうち、私自身は、またも ハンス・フォン・
ビューローがこの時代を生きたスゴ作曲家に深く絡んでいたことに感銘を受けました。
時の大指揮者、ピアニストで、世に伝える役目として、今日の認識としての、シュトラウス、
ワーグナー、リスト、シューマン、ブラームス、マーラーの事柄が もしかしたら彼によって
変わっていたかもしれないのですから。
三面記事的には、ビューローの先生は、クララ・シューマンの父ヴィーク、奥さんは
リストの娘だが、後にワーグナーに取られてしまい、その為一時、対局ブラームスに
傾倒し、R・シュトラウスに仕事を世話し、でも親密に話せたのはマーラー、といった
具合(笑)
リート伴奏のスペシャリストの方に、グルベローヴァのCD「万霊節」を聞かせて
頂きました。 そういえば、歌詞に 「私の髪があなたの顔に・・・」とかいう とても
妖艶な曲があるのですが、タイトルを お聞きするのを忘れてしまった。
リートだけでもコーナーが出来そうです。
ピアノ曲も素敵です。 ご紹介頂いたグールドのCD。
グールド最後の録音は R.シュトラウスだったと、何かで読みました。
5つの小品に うっとりします
グールドといえば、うちにシュトラウスのビューローに献呈された「ブルレスケ」という
ピアノ協奏曲のような作品のビデオがあったので見て頂きました。 ティンパニとピアノの
やりとりがユニークです。 映像が面白いので評判良かったみたいです。
ドゥダメルの ベルリンフィルとの初録音が 「ツァラトゥストラ」なんですよね。
聞きたいと思っていたら、今日早速持って来て頂いて嬉しい!
何と綺麗な音!雑味がない。オルガンの音程も下がっていなかった!
あまりよく知らなかった R・シュトラウスですが、少し親近感が沸いたかな?
今年も楽しくなりそう。
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次回クラシック・カフェ 3月24日(月)12時~16時(出入り自由 喫茶代+¥200)
喫茶「ラルゴ」コーヒー・紅茶 ¥380 カレー¥500他
神戸市中央区中島通1-4-4
神戸市営バス ② 系統「青谷」バス停前