シベリウス「樅の木」で始まり、前半は古い時代と その時代に憧れを持つ作曲家の
プログラム。 ご自身も弾きたかった とおっしゃっていた ウィリアム・バード!
私も最近 J・ダウランドと共に、イギリスのルネサンスものを演奏会で聞く機会が
何度かあり、心地いいなぁと思っています。
途中、左右の分かれるカノンになったり、
いないがゆえの音楽の漂い方が、冬の昼下がりに まったりといい感じでした。
大矢さんのトリルはホント綺麗ですね。
ブラームス 「主題と変奏 」
原曲 弦楽六重奏に重きをおくか、独立したピアノ曲としてとらえるかの 大きくは この
二派に別れると思うのですが、大矢さんは後者のお考えかなぁと思いました。
それは、この弦楽六重奏曲第一番が1860年夏に完成し、この第2楽章ピアノ版を、
翌月九月のクララのお誕生日プレゼントとして送ったという エピソードを思い出し、
クララが大ピアニストであった由縁の この曲のあり方を 今日の演奏から想像する
私なりのイメージですが ♡
ティータイムでは、お客様方との楽しい歓談、大矢さんのスタインウェイを弾く醍醐味を
聞かせて頂きました。
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次回クラシック・カフェ 2月24日(月)12:00~16:00(出入り自由 喫茶代のみ)
~ 生誕150年 R・シュトラウス~
喫茶「ラルゴ」コーヒー・紅茶 ¥380 カレー¥500他
神戸市中央区中島通1-4-4
神戸市営バス ② 系統「青谷」バス停前