奈良県新公会堂へ 金春流演能会 「定家」 を見てきました。
数年前から、知人のお誘いで年に 1・2回 能 を見るようになりました。
はじめは 寝てしまうにではないかとか思っていましたが、図書館などで予め謡曲のコピーを
して行くとわかりやすく、少しづつ興味が沸いてきました。
「定家」 は、百人一首でお馴染みの 藤原定家と 式子内親王が主題なので親近感はあるの
ですが、激しい舞とかがなく、常に緩やかに進むので 結構 玄人好みだと思いました。
能には舞台装置がないのですが、道成寺の鐘のように、「作り物」と呼ばれる葛が出てきて
どのように変化するかワクワクしました。
後シテ の衣装はシャンパンゴールド色で美しく、明らかに亡霊とわかる醜い面をつけるのは
かなり苦しい想いのあるものらしいいです。
時々 面の表情が 変わるような錯覚に陥る・・・それが能の魅力の一つなのですね。
(奈良公園内にある 能の殿堂 奈良県新公会堂)
まだまだ謎が一杯ですが、一演目見る毎に新たな感動と疑問が生まれ、またそれを調べる
楽しみも出来てきました。
次回 クラシック・カフェ 4月10日(火)12:00~16:00(出入り自由 喫茶代のみ)
~ ♪ 「 春 」が 来 た ♪ ~
喫茶「ラルゴ」2階 コーヒー・紅茶¥380 カレー¥500 他
神戸市中央区中島通1ー4-4
神戸市営バス ② 系統「青谷」バス停前