2015年4月27日月曜日

クラシックカフェ49

                     ★スクリャービン没後100年
                     ★メサイア第3部 完結
 
初夏のような陽気で、街中の つつじ も満開です。
今日は、たくさんのご来場ありがとうございました。
 
 
ヘンデル「メサイア」が初演されて今年で300年。
3回にわけて全曲聞いて頂きました。 
やっぱり「ハレルヤ」以外、なかなか覚えられませんが・・・。
カウンターテナーの方、可愛かった~というお声♪
 
さて本日4月27日は、スクリャービン没後100年であります。
好んで聞くことが多くないかもしれませんね。
ピアノを弾く人は、まだ少しあたりがいいでしょうか・・・。
ピアノ小品は、ホロヴィッツのレコードで聞いて頂きました。
 
 
アルバムリーフは、綺麗やん!ジャズみたいだね、という感想。
エチュード作品8は、ショパンの影響多々。12番は特に有名で、羽生選手が
4年前のショートプログラムに使った曲です。 フィギュアに使われる曲って
本当に作曲家にアレンジを頼み、オケ演奏していたら凄い費用がかかるよね
という話に・・・。どうなのでしょう。
 
作品42も素敵。私は5番が好きで、以前練習しかけたけれど挫折しました(笑)
 
幻想ソナタは、ポゴレリッチ1992年の演奏。
この緊迫感!凄いですよ。 あのまま突き進んでいてくれていた
なら・・・と。 今復活中なのですよね。 ポゴちゃん頑張って~。
 
さて問題の、色光ピアノによる管弦楽曲 「プロメテ~炎の詩」。
映像を持って来て頂きました。 無調だけど、最後の方は同じフレーズが
繰り返され何となく、トリスタンを意識しているようにも思えました。 
炎のゆらぎとかが、照明で表現されていて綺麗でしたね。

ただ「色光ピアノ」の演奏、照明との互換性がよくわからず、
調べきれずに消化不良ですみませんでした。
 
一つのエンターテイメントとして素敵だなぁ・・・。この装置を使う意義は
何なのか・・・.。本当はもっとつまらないものだったので、現代上演するには
それなりの演出がだいぶ入っているのかな?・・・などなど。
「いいもの見せてもらいました!」 感謝です。
 
それから、最晩年のピアノ曲「焔にむかって」
良い曲ですよね! 同感者 数人いた。 嬉しい ♪
 
 
さて最後は 管弦楽曲 「法悦の詩」。
何というタイトルでしょう・・・。法悦と付けてくれたのでまだ言葉が使える(笑) 
繰り返されるトランペットのフレーズがせきたてられ苦しい表情になります。 
 
湖の上を歩こうとしたり、スクリャービンも苦しんでいたのでしょうか?
虫に刺され、43才という若さで亡くなったのは惜しい。
きっと無調のこのスタイルをこれから確立するつもりだったのでしょう。
もう少し長く生きて欲しかったです。
 
 
もしかしたら、しんどい気持ち?で帰って頂くのも良くないかと・・・。
最後に「田園」をインバル指揮フランクフルト放響で聞いて終わりました。
 気候も良く 睡魔が・・・。


  *  *  *  *  *  *  クラシック ・ カフェ 50    *  *  *  *  *  *


5月25日(月)12時~16時 ( 出入り自由 喫茶代+参加費 ¥200

♪ 詩と音楽 ♪
            お客様の提案で、詩からインスピレーションを得て作られた
            楽曲 (歌曲以外) を 集めたいと思います。
            ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」(・・・マラルメ詩)など。
                たくさんのお持ち込みをお待ちしております ♡

            【場所】 喫茶「ラルゴ」   コーヒー・紅茶 ¥400 カレー¥600他
                            神戸市中央区中島通1-4-4
                           神戸市営バス ② 系統「青谷」バス停前