2011年12月19日月曜日

インテルメッツォ

ブラームスのインテルメッツォはずっとそばに置きたい音楽。 大きな曲よりもブラームスのエキスが
濃く詰まっていて、部屋の中で話かけられているようなプライベートな趣と、斬新な語り口に惹かれ
ます。  ブラームス好きは皆そう思っているのではないでしょうか。
ウィーンの郊外、ミルツツーシュラークという田舎町にあるブラームスミュージアムでは、op118-2が
ずっと繰り返し流れていました。  I.ポゴレリッチは、大事に大事に先へ進むのが惜しいほどゆっくり
弾きます。グレン・グールドはインテルメッツォ集を残していて、その選曲は「そうそう!」と言いたい
くらい、意見が一致します。
 音楽家の足跡に残された、特別な同じ想いを聞くのが嬉しいのです。

そのインテルメッツォ、今年は3曲からなるop117を10年ぶりに練習して、昨日 恩師の発表会で
弾かせて頂きました。なかなか思うように弾けませんが・・・場所は神戸市東灘区の世良美術館。
世良臣絵さんという画家の絵画が飾ってあり、ガラス越しにやわらかい光が差し込む素敵なサロン。
ピアノはクセのない良く響くスタインウェイでした。
次回 クラシック・カフェ    1月10日(火)12:00~16:00(出入り自由 喫茶代のみ)
                   喫茶「ラルゴ」2階 コーヒー・紅茶¥380 カレー¥500 他 
                   神戸市中央区中島通1ー4-4
                    神戸市営バス ② 系統「青谷」バス停前